[["ID","Category_1","Category_2","Category_3","Category_4","Category_5","Category_6","Category_7","Category_8","Category_9","Category_10","Question","Option_A","Option_B","Option_C","Option_D","Correct_Answer","Explanation"],["Q00001","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","第17回ユネスコ総会が開催された都市として、正しいものはどれか。","ニューヨーク","パリ","ジュネーブ","ストックホルム","パリ","1972年10月から11月にかけて開催された第17回ユネスコ総会は、 ユネスコ本部のあるパリで開催されました。 この総会で「世界遺産条約」が採択されたため、 歴史的に非常に重要な会議として知られています。"],["Q00002","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","第17回ユネスコ総会の議長として、正しいものはどれか。","ルネ・マユー","松浦晃一郎","萩原徹","ジュリアン・ハクスリー","萩原徹","1972年にパリで開催され、世界遺産条約が採択された第17回ユネスコ総会において、 総会議長という大役を務めたのは日本政府代表の萩原徹でした。 この歴史的な「世界遺産条約」の正式な文書の末尾には、 総会議長である彼と当時の事務局長の2名の署名が残されています。"],["Q00003","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","第17回ユネスコ総会にて採択された世界遺産条約を最初に批准した国として、正しいものはどれか。","アメリカ","フランス","イギリス","ポーランド","アメリカ","1972年に採択された世界遺産条約を、翌年の1973年に世界で最初に批准した （条約の当事国になることに公式に同意した）のはアメリカ合衆国です。 実はアメリカは、1965年の時点でいち早く「世界遺産信託（World Heritage Trust）」 という、文化と自然を共に保護する国際的な枠組みを提唱しており、 条約の成立を強く牽引した国でした。"],["Q00004","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","第17回ユネスコ総会にて採択された世界遺産条約が発効した日付として、正しいものはどれか。","1972年11月16日","1973年12月7日","1975年12月17日","1978年9月8日","1975年12月17日","条約は、会議で内容が決定（採択）されただけでは効力を持ちません。 世界遺産条約の場合、「20か国が批准（当事国になることに同意）してから 3ヶ月後に発効する」というルールが定められていました。 1975年9月17日にスイスが20番目の締約国となったため、そのちょうど3ヶ月後である 1975年12月17日に正式に条約が「発効（効力を持つこと）」しました。"],["Q00005","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","1972年に開催されたユネスコ総会に関する出来事として、正しいものはどれか。","文化遺産と自然遺産を一つの条約で扱うべきかどうかで意見が分かれたが、最終的に全会一致で世界遺産条約が可決された。","世界遺産基金への支払いを義務とするかどうかで意見が分かれたが、賛成75カ国で世界遺産条約が可決された。","開発途上国の負担を考慮し、世界遺産基金の設立は時期尚早として見送られ、条約の基本理念のみが可決された。","条約の実効性を高めるため、遺産を破壊した国への「経済制裁措置」を盛り込むことで合意し、賛成多数で可決された。","世界遺産基金への支払いを義務とするかどうかで意見が分かれたが、賛成75カ国で世界遺産条約が可決された。","1972年の第17回ユネスコ総会では、条約の目玉である「世界遺産基金（分担金）」の 拠出を「義務」とするか「任意」とするかで、各国の間で激しい議論が交わされました。 最終的には、各国の事情に合わせて「義務的拠出」と「任意拠出」のどちらかを 選択できるという妥協案（ただし任意拠出を選んでも、事実上一定額の支払いが 求められる仕組み）が提示され、賛成75、反対1、棄権17で 世界遺産条約は採択（可決）されました。"],["Q00006","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","1972年に開催されたユネスコ総会に関する出来事として、正しいものはどれか。","同じ年にイランで国際会議が開催され、湿地の保存に関する「ラムサール条約」が採択された。","同じ年に国際連合人間環境会議で人間環境宣言（ストックホルム宣言）が出された。","同じ年にアメリカで会議が開催され、絶滅のおそれのある野生動植物を保護する「ワシントン条約」が採択された。","同じ年にブラジルで地球サミットが開催され、「環境と開発に関するリオ宣言」が出された。","同じ年に国際連合人間環境会議で人間環境宣言（ストックホルム宣言）が出された。","世界遺産条約がパリのユネスコ総会で採択された1972年は、 地球環境の保護において極めて重要な「記念碑的な年」です。 同じ1972年の6月には、スウェーデンのストックホルムで「国連人間環境会議」が開催され、 環境問題に関する国際的な原則を定めた「人間環境宣言（ストックホルム宣言）」が 採択されました。この会議での議論が後押しとなり、 文化と自然を一つの枠組みで保護する「世界遺産条約」の成立へと繋がっていきました。"],["Q00007","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","1972年に採択された世界遺産条約が発効された際の締約国数として、正しいものはどれか。","12カ国","15カ国","20カ国","21カ国","20カ国","世界遺産条約第33条において、この条約は「20番目の批准書、 受諾書又は加入書が寄託された日から3箇月後に効力を生ずる（発効する）」と 定められていました。 1975年9月17日にスイスがちょうど20番目の締約国として批准したため、 その3ヶ月後の1975年12月17日に正式に条約が発効しました。"],["Q00008","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","1972年に採択された世界遺産条約の説明として、正しいものはどれか。","締約国は、自国内の遺産を保護する義務を負うが、緊急時にはユネスコがその国の主権に優先して直接介入し、保護活動を行うことができる。","締約国は、定められた期間内の活動報告を世界遺産委員会に対して行うことが求められている。","締約国は、条約発効後10年以内に、必ず1件以上の自国の遺産を世界遺産リストに推薦する義務を負っている。","締約国は、世界遺産基金への分担金の支払いを2年間滞納した場合、自国の遺産が世界遺産リストから直ちに抹消される。","締約国は、定められた期間内の活動報告を世界遺産委員会に対して行うことが求められている。","世界遺産条約の第29条に基づく「定期的報告」という重要なプロセスです。 締約国は、世界遺産を保護するために国内でどのような法律を整備し、 どのような活動を行っているかについて、地域ごとに定められた周期で ユネスコ総会（および世界遺産委員会）へ報告することが求められています。 これにより、遺産の保全状況のモニタリングが行われています。"],["Q00009","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","1972年に世界遺産条約が採択されたが最初の世界遺産が登録された年として、正しいものはどれか。","1972年","1975年","1978年","1992年","1978年","世界遺産条約が1972年に採択され、1975年に発効した後、 1977年に最初の世界遺産委員会が開催されました（この時は準備段階）。 そして翌年の1978年にアメリカのワシントンD.C.で開催された「第2回世界遺産委員会」に おいて、記念すべき最初の世界遺産として、アメリカのイエローストーン国立公園や エクアドルのガラパゴス諸島など、12件が初めてリストに登録されました。"],["Q00010","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","1972年のユネスコ総会で採択された「世界遺産条約」の正式名称として、正しいものはどれか。","世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約","世界の文化遺産、自然遺産及び無形遺産の保護に関する条約","国際的に重要な文化財及び自然環境の保護に関する条約","地球上の顕著な普遍的価値を有する遺産の保存に関する条約","世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約","世界遺産条約の正式名称は、英語で “Convention Concerning the Protection of the World Cultural and Natural Heritage” 日本語では「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」と言います。 この名前が示す通り、1972年の誕生当初から「文化遺産」と「自然遺産」の2つを対等に、 かつ一つの条約で同時に保護することを目指して作られた画期的な条約です。"],["Q00011","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","アテネ憲章などで示された、「遺跡などで発見された当初の部材を可能な限り用いて修復すること」として、正しいものはどれか。","アナスタイロシス","レストラシオン","コンサベーション","オーセンティシティ","アナスタイロシス","アナスタイロシス（Anastylosis）とは、崩壊した古代の建造物を修復する際、周辺に散らばっているオリジナルの部材（当初の建材）を可能な限り見つけ出し、ジグソーパズルのように元の位置に組み直して原形を復元する手法です。1931年のアテネ憲章や、のちの1964年ヴェネツィア憲章でも認められた、近代の文化財保護における極めて重要な基本原則のひとつです。"],["Q00012","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","産業遺産と関係のある「ニジニー・タギル憲章」の説明として、正しいものはどれか。","オーストラリアで採択され、産業遺産に宿る先住民の「無形の価値」や精神的なつながりを重視した。","ロシアで採択され、建造物だけでなく機械やインフラ、関連文献なども含めた「産業遺産」の定義と保存基準を示した。","日本で採択され、木造の産業遺産を修復する際、資材の調達が困難な場合の代替素材の運用ルールを定めた。","アイルランドで採択され、近代の稼働遺産において、最新の安全基準を満たすための改築ガイドラインを示した。","ロシアで採択され、建造物だけでなく機械やインフラ、関連文献なども含めた「産業遺産」の定義と保存基準を示した。","2003年にロシアで採択されたニジニー・タギル憲章は、産業遺産保存に関する世界初の国際基準です。これにより、産業遺産は単なる工場建築だけでなく、機械や生産設備、労働者向けの施設、関連文献まで幅広く含むものと正式に定義されました。"],["Q00013","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","文化財の保存・修復に関する国際的な原則を初めて示した「アテネ憲章」の正式名称として、正しいものはどれか。","歴史的記念建造物の修復のためのアテネ憲章","記念建造物および遺跡の保全と修復のための国際憲章","文化財の不法な輸出入および所有権の移転の禁止および防止に関する条約","武力紛争の際の文化財の保護に関する条約","歴史的記念建造物の修復のためのアテネ憲章","1931年にギリシャのアテネで開催された「第1回歴史的記念建造物関係建築家技術者国際会議」で採択された文書の正式名称は、「歴史的記念建造物の修復のためのアテネ憲章」です。これが世界遺産の精神の源流となる、文化財保護に関する初の国際的な基本文書となりました。"],["Q00014","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","「ヴェネツィア憲章」の正式名称として、正しいものはどれか。","考古学的遺産の管理に関する国際憲章","記念建造物および遺跡の保全と修復のための国際憲章","歴史的区域の保存とその現代的役割に関する勧告","歴史的都市および都市域の保存に関する国際憲章","記念建造物および遺跡の保全と修復のための国際憲章","1964年にイタリアのヴェネツィアで開催された会議で採択された文書の正式名称は、「記念建造物および遺跡の保全と修復のための国際憲章」です。"],["Q00015","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","「武力紛争の際の文化財の保護に関する条約（ハーグ条約）」の、採択年と国際的な発効（効力発生）年の組み合わせとして、正しいものはどれか。","採択：1954年 ― 発効：1956年","採択：1954年 ― 発効：1975年","採択：1970年 ― 発効：1972年","採択：1972年 ― 発効：1975年","採択：1954年 ― 発効：1956年","通称「ハーグ条約」と呼ばれるこの条約は、第二次世界大戦における悲惨な文化財の破壊や、占領国による組織的な美術品・文化財の略奪行為への猛烈な反省から生まれました。ユネスコの主導のもと、1954年5月14日にオランダのハーグで採択され、2年後の1956年8月7日に国際的に発効しました。"],["Q00016","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","1994年に日本の奈良市で開催された国際会議で採択された「奈良文書」の説明として、正しいものはどれか。","建造物だけでなく、機械やインフラ、関連文献なども含めた「産業遺産」の定義と保存基準を示した。","先住民の聖地など、目に見えない精神的な価値やコミュニティとのつながりを重視した。","文化的な文脈の多様性を認め、素材やデザインだけでなく、伝統的な技術や精神の継承も「真正性」として評価すべきだと示した。","人間と自然の共同作品である「文化的景観」の概念を提唱し、その保存と管理のガイドラインを定めた。","文化的な文脈の多様性を認め、素材やデザインだけでなく、伝統的な技術や精神の継承も「真正性」として評価すべきだと示した。","1994年の奈良文書は、文化遺産の「真正性（本物であること）」の判定基準に多様性をもたらしました。それまでの「当時の部材をそのまま残す」という西洋的な価値観に対し、日本の木造建築のように、定期的に修復されながらも「伝統技術」や「精神」が途切れずに継承されているものも本物であると認めるというものでした。"],["Q00017","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","2005年にユネスコなどで採択された、「ウィーン・メモランダム」の説明として、正しいものはどれか。","水中にある沈没船や遺跡などの文化財を、商業的な搾取から保護するための国際的な管理基準を示した。","歴史的な都市景観の価値を認めつつ、現代の都市開発や超高層ビルの建設と、伝統的な景観保全を調和させるための指針を示した。","地球温暖化などの気候変動が自然遺産に与える影響を分析し、国境を越えた環境対策と共同管理の枠組みを定めた。","伝統的な木造建築の真正性を守るため、修理の際に最新の近代的な建材や技術を導入する際の厳格な制限を設けた。","歴史的な都市景観の価値を認めつつ、現代の都市開発や超高層ビルの建設と、伝統的な景観保全を調和させるための指針を示した。","2005年に採択された「ウィーン・メモランダム」は、歴史都市における現代建築の導入や開発と、歴史的景観の保全との調和について定めた指針です。オーストリアの「ウィーン歴史地区」周辺での超高層ビル計画を巡る議論から生まれ、のちに都市全体を多角的に捉えて守る「歴史的都市景観（HUL）」という重要な概念へと繋がっていきました。"],["Q00018","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","湿地の保全を目的としたラムサール条約の3つの柱の組み合わせとして、正しいものはどれか。","厳格な保護 ― 生態系の調査 ― 観光資源化","絶滅危惧種の保護 ― 持続可能な漁業 ― 環境税の導入","湿地の保全・再生 ― 湿地の賢明な利用 ― 交流・学習","景観の維持 ― 汚染物質の規制 ― 地域コミュニティの自立","湿地の保全・再生 ― 湿地の賢明な利用 ― 交流・学習","ラムサール条約には、活動の基盤となる「3つの柱」があります。 保全・再生： 水鳥の生息地だけでなく、重要な生態系として湿地を守り、傷ついた場所は再生させる。 賢明な利用： 湿地の生態系を維持しながら、そこから得られる恵みを持続可能に利用する。 交流・学習： 湿地の価値を人々に伝えるため、広報・教育・普及啓発を進める。"],["Q00019","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","正式名称を「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」という環境条約の通称として、正しいものはどれか。","バーゼル条約","ボン条約","ラムサール条約","ワシントン条約","ワシントン条約","1973年にアメリカのワシントンD.C.で採択され、1975年に発効したこの条約は、採択地にちなんで「ワシントン条約」と呼ばれています。過度な国際取引によって野生動植物が絶滅に追い込まれるのを防ぐため、絶滅の危険度に応じて対象種を「附属書I・II・III」に分類し、輸出入を厳しく規制しています。"],["Q00020","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","「ヴェネツィア憲章」の説明として正しいものはどれか。","当初の部材を再構築する「アナスタイロシス」の手法を初めて承認した。","周辺環境も含めて保全し、勝手な想像による復元（推測）を厳格に禁止した。","文化の多様性を認め、伝統技術や精神の継承も「真正性」として評価した。","近代的な都市開発（超高層ビル建設）と歴史的景観の調和の指針を示した。","周辺環境も含めて保全し、勝手な想像による復元（推測）を厳格に禁止した。","1964年採択のヴェネツィア憲章は、現代の文化遺産保護の最重要指針です。周囲の歴史的環境も一体で守ることを定め、「修復は推測が始まる手前で止める」として、勝手な想像による復元を厳格に禁止しました。"],["Q00021","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","1978年に世界で最初に登録された12件の世界遺産として、正しくないものはどれか。","ガラパゴス諸島","イエローストーン国立公園","モン・サン・ミシェルとその湾","ラリベラの岩窟教会群","モン・サン・ミシェルとその湾","世界遺産の歴史は1978年に登録された12件から始まりました。モン・サン・ミシェルとその湾は、翌年の1979年に登録されたため、最初の12件には含まれません。"],["Q00022","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","1978年に世界で最初に登録された12件の世界遺産のなかで、「自然遺産」の件数として正しいものはどれか。","2件","4件","6件","8件","4件","世界で最初に登録された12件の世界遺産の内訳は、「自然遺産が4件」、「文化遺産が8件」（複合遺産はゼロ）です。"],["Q00023","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","1978年に最初に登録された12件の世界遺産のうち、ヨーロッパの遺産が占める割合として、正しいものはどれか。","25%","33%","50%","75%","25%","最初の12件のうち、ヨーロッパの遺産はドイツの「アーヘン大聖堂」、ポーランドの「クラクフ歴史地区」と「ヴィエリチカ・ボフニア塩鉱」の計3件のみです。"],["Q00024","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","1978年に登録された世界最初の12件の世界遺産のうち、登録基準（i）「人類の創造的才能を表現する傑作」が認められている遺産の数として、正しいものはどれか。","2件","4件","6件","8件","2件","最初の12件のうち、登録基準（i）が認められているのは「アーヘン大聖堂（ドイツ）」と「ラリベラの岩窟教会群（エチオピア）」の2件のみです。"],["Q00025","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","最初の世界遺産のひとつである「イエローストーン国立公園（アメリカ）」が、世界初の国立公園に指定された年として、正しいものはどれか。","1872年","1878年","1972年","1978年","1872年","イエローストーン国立公園は、1872年に当時のユリシス・グラント大統領が「イエローストーン公園法」に署名したことで、世界初の国立公園として誕生しました。その丁度100年後の1972年に世界遺産条約が採択されました。"],["Q00026","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","1978年に登録された世界最初の12件のひとつである「アーヘン大聖堂（ドイツ）」の説明として、正しいものはどれか。","ルターが「95ヶ条の論題」を貼り付け、宗教改革の舞台となった。","カール4世が帝国議会を招集し、皇帝選出の「金印勅書」を発布した。","ナポレオンが教皇を招き、自らの皇帝戴冠式を執り行った。","カール大帝によって建立され、長年にわたり神聖ローマ皇帝の戴冠式が行われた。","カール大帝によって建立され、長年にわたり神聖ローマ皇帝の戴冠式が行われた。","アーヘン大聖堂は、790年頃にフランク王国のカール大帝によって宮廷礼拝堂として建立されました。その後、936年から1531年までの約600年間にわたり、30人以上もの神聖ローマ皇帝の戴冠式が執り行われた、ヨーロッパの歴史の中心舞台です。聖堂内には今もカール大帝の遺骨を納めた「カール大帝の棺」や、歴代皇帝が座った「大帝の玉座」が残されています。"],["Q00027","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","1978年に登録された世界最初の12件のひとつである「キトの市街（エクアドル）」の説明として、正しいものはどれか。","もともと先住民のキトス族が築いた街が起源であり、のちにインカ帝国の支配を経てスペインの植民都市となった。","チブチャ族の黄金郷伝説の舞台であり、征服者ピサロがインカの財宝を求めてこの地に都市を築いた。","高度な天文学を持っていたマヤ系の先住民が赤道直下に築いた聖なる都市であり、独特の太陽神殿が残されている。","古代ケチュア族の要塞都市として栄え、スペイン人の侵略を逃れるために住民が自ら山奥の空中都市へと移住した。","もともと先住民のキトス族が築いた街が起源であり、のちにインカ帝国の支配を経てスペインの植民都市となった。","エクアドルの首都「キト」という地名は、紀元前からこのアンデス山脈の高地に定住していた先住民「キトス族」に由来しています。キトス族が築いた独自の都市がこの街の起源であり、15世紀末にインカ帝国に征服されて同国第2の都市となったのち、16世紀にスペイン人の侵略によって現在の格子状の植民都市へと再構築されました。"],["Q00028","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","1978年に登録された世界最初の12件のひとつである「ラリベラの岩の聖堂群（エチオピア）」が建造された時代の王朝として、正しいものはどれか。","アクスム王国","ザグウェ朝","ソロモン朝","マムルーク朝","ザグウェ朝","1187年にキリスト教の聖地エルサレムがイスラム勢力によって占領され、エチオピアからの巡礼が困難になったため、ラリベラ王はこの地に「第二のエルサレム」を再現しようと、20年以上の歳月をかけて11もの岩窟教会を造営しました。"],["Q00029","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","落差約90mのヴァージニア滝を擁する、ツンドラ地帯でありながら穏やかな気候で知られる自然遺産として、正しいものはどれか。","ナハニ国立公園","ガラパゴス諸島","イエローストーン国立公園","シミエン国立公園","ナハニ国立公園","最大のハイライトは、ナイアガラの約2倍の落差（約90m）を誇る「ヴァージニア滝」。周辺は本来、極寒のツンドラ地帯ですが、深い峡谷や温泉、滝の膨大な水気によって局所的な「穏やかな微気候（マイクロクライメイト）」が生まれています。"],["Q00030","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","1978年に登録された世界最初の12件のひとつである「ゴレ島」の説明として、正しいものはどれか。","15〜19世紀にかけて大西洋奴隷貿易の拠点として機能し、悲劇の歴史を伝える「奴隷の家」が残されている。","ヨーロッパ人がアフリカ進出の足がかりとして築いた最古の要塞があり、金や象牙の交易で栄えた。","かつてサハラ砂漠を越える交易ルートの結節点として繁栄し、泥で造られた壮麗なモスク群が建ち並ぶ。","スワヒリ文化とアラブ文化が融合した独自の貿易都市であり、サンゴ石を用いた古い街並みが残る。","15〜19世紀にかけて大西洋奴隷貿易の拠点として機能し、悲劇の歴史を伝える「奴隷の家」が残されている。","セネガルのゴレ島は、1978年に登録された最初の12件のひとつです。かつて大西洋奴隷貿易の拠点であり、島内の「奴隷の家」や「帰らざる扉」がその悲劇の歴史を今に伝えています。「負の世界遺産」の先駆けとして、登録基準（vi）のみで登録されています。"],["Q00031","基礎","1級","2級","3級","諮問機関","","","","","","IUCNの説明として、正しいものはどれか。","国連の専門機関の一つであり、自然遺産の審査だけでなく、世界遺産基金の予算編成や分配に関する最終決定権を持つ。","文化的景観の価値で推薦された文化遺産の自然の価値や保全管理などについてICOMOSへ助言を行う。","自然遺産の審査を専門とするため、文化遺産の要素が絡む「複合遺産」や「文化的景観」の評価・審査には一切関与しない。","主に文化財の保存・修復に関する国際的な研究や、世界各国の専門家向けに技術トレーニングを行う。","文化的景観の価値で推薦された文化遺産の自然の価値や保全管理などについてICOMOSへ助言を行う。","IUCNは主に自然遺産を担当しますが、文化遺産の枠組みである「文化的景観（自然と人間の共同作品）」の審査においても、そこに含まれる自然環境の価値や保全管理について、主担当のICOMOSへ助言や協力を行います。"],["Q00032","基礎","1級","2級","3級","諮問機関","","","","","","ICOMOSに関する説明として、正しいものはどれか。","本部をスイスのグランに置き、世界遺産条約において自然遺産の審査や保全状況のモニタリングを一手に担っている。","2026年6月時点で、河野俊行氏が名誉会長を務めている。","ユネスコ（国連教育科学文化機関）の内部組織であり、世界遺産リストへの登録可否に関する「最終決定権」を持つ。","主に無形文化遺産の保護を専門としており、世界各国の伝統芸能や祭り、社会的慣習の審査を担当している。","2026年6月時点で、河野俊行氏が名誉会長を務めている。","九州大学名誉教授の河野俊行（こうの としゆき）氏は、2017年から2020年まで日本人として初めてICOMOSの会長を務めました。退任後の現在も名誉会長として、世界の文化遺産保護の分野で国際的に活躍されています。"],["Q00033","基礎","1級","2級","3級","諮問機関","","","","","","IUCNの設立を呼び掛けた機関のひとつとして、正しいものはどれか。","世界自然保護基金（WWF）","国連環境計画（UNEP）","スイス自然保護連盟","ローマクラブ","スイス自然保護連盟","IUCNは1948年にフランスのフォンテンブローで設立されました。この設立会議は、フランス政府、ユネスコ（初代事務局長ジュリアン・ハクスリー）、そしてスイス自然保護連盟が中心となって各国や団体に呼び掛けたことで実現しました。"],["Q00034","基礎","1級","2級","3級","諮問機関","","","","","","ICOMOSの説明として、正しいものはどれか。","文化財の保存や修復に関する人材育成を担う。","複合遺産の専門的調査を行う。","野生動植物の国際的な取引を監視する。","危機遺産への登録の最終決定を行う。","複合遺産の専門的調査を行う。","ICOMOSは主に文化遺産を担当しますが、文化と自然の両方の価値を持つ「複合遺産」が推薦された場合は、自然遺産を担当するIUCNと共同で、それぞれの視点から専門的調査を行います。"],["Q00035","基礎","1級","2級","3級","諮問機関","","","","","","ICOMOSに関する出来事として、正しいものはどれか。","首里城の正殿復元に向けて独自の資金支援事業を開始した。","パリのノートルダム大聖堂の再建案を独自に策定し公表した。","神宮外苑再開発に対し「ヘリテージアラート」を出した。","エジプトのアブシンベル神殿の移設工事を現場で直接指揮した。","神宮外苑再開発に対し「ヘリテージアラート」を出した。","ICOMOSは2023年9月、東京の明治神宮外苑の再開発計画に対し、文化的景観が破壊される恐れがあるとして、組織として最高ランクの警告・危機表明である「ヘリテージアラート」を発出しました。事業の再考や環境影響評価のやり直しを求め、国内外で大きな議論を呼びました。"],["Q00036","基礎","1級","2級","3級","諮問機関","","","","","","ICOMOSの活動内容として、正しくないものはどれか。","推薦された文化遺産の価値を評価し委員会へ勧告する。","登録された文化遺産の保存状態を定期的に調査する。","世界遺産委員会における文化遺産の審議順を決定する。","文化遺産の保存に関する国際的な原則や憲章を採択する。","世界遺産委員会における文化遺産の審議順を決定する。","世界遺産委員会での審議の進行や、推薦資産をどの順番で審議するかといった議題の順序を決定するのは、世界遺産委員会のビューローやユネスコ世界遺産センターの役割です。諮問機関であるICOMOSは、求められた順序に従って調査結果を報告・説明する立場であり、審議順を決める権限はありません。"],["Q00037","基礎","1級","2級","3級","諮問機関","","","","","","ICCROMの説明として、正しいものはどれか。","自然遺産の審査を担当し絶滅危機にある野生動植物の生息環境の現地調査を直接行う。","不動産や動産の文化遺産の保全強化を目的とした専門家や技術者の研修・養成も行う。","世界遺産に推薦された文化遺産の現地調査を行い登録の可否を委員会へ直接勧告する。","無形文化遺産の保護を目的とし世界中の伝統芸能や祭りの記録や保存活動を主導する。","不動産や動産の文化遺産の保全強化を目的とした専門家や技術者の研修・養成も行う。","ICCROMの最大の特徴は、遺跡や建造物といった「不動産」だけでなく、美術館や博物館に収蔵される美術品・出土品などの「動産」の文化財も対象に含んでいる点です。それらの保存・修復技術に関する国際的な研究を行うとともに、世界各国の専門家や技術者を育成するための研修を精力的に行っています。"],["Q00038","基礎","1級","2級","3級","諮問機関","","","","","","ICCROMの活動内容として、正しくないものはどれか。","世界遺産に推薦された遺産に対する事前専門調査","文化財の保存と修復に関する国際的な研究の推進","世界各国の専門家に対する修復技術の研修の実施","紛争や自然災害により被災した文化財の緊急救済","世界遺産に推薦された遺産に対する事前専門調査","世界遺産に推薦された物件の現地調査を行い、登録にふさわしいかを評価・勧告するのは、ICOMOSやIUCNの役割です。ICCROMは世界遺産委員会にオブザーバー出席して技術的な助言は行いますが、推薦段階の事前調査そのものは担当しません。"],["Q00039","基礎","1級","2級","3級","諮問機関","","","","","","IUCNの正式名称として、正しいものはどれか。","国際自然保護連合","国際自然遺産連合","世界自然保護基金","国際文化財保存修復研究センター","国際自然保護連合","IUCNの正式名称は「国際自然保護連合」です。1948年に設立された、国家、政府機関、NGOなどが一堂に会するユニークな国際環境組織です。"],["Q00040","基礎","1級","2級","3級","諮問機関","","","","","","ICOMOSの正式名称として、正しいものはどれか。","国際記念物遺跡連盟","文化財保存修復国際研究センター","国際記念物遺跡連合","国際記念物遺跡会議","国際記念物遺跡会議","ICOMOSの正式名称は「国際記念物遺跡会議」です。1965年に設立された国際非政府組織（NGO）であり、世界遺産条約においては文化遺産の専門機関として、推薦物件の保有する「顕著な普遍的価値（OUV）」の審査や、登録後のモニタリングを行っています。"],["Q00041","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","世界遺産条約第4条において、自国の領土内にある世界遺産の発見、保護、保存、整備、および将来の世代への伝達を確保する「一義的な義務と責任」を持つと明確に定められている者として、正しいものはどれか。","ユネスコ世界遺産センター","各諮問機関（ICOMOS / IUCN）","遺産を保有している各締約国","世界遺産委員会","遺産を保有している各締約国","世界遺産条約の根底を流れる最も重要な大原則の一つが、この「一義的義務」です。 条約第4条では、「世界遺産の保護・保全、そして次の世代へと伝えていく責任は、その遺産を保有している国自身が第一に負うものである」と定めています。"],["Q00042","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","世界遺産基金の仕組みに関する説明として、正しいものはどれか。","基金の財源はすべて、民間企業や世界中の観光客からのボランティアによる寄付金だけで賄われている。","基金による資金援助は、すでに世界遺産リストに正式登録された遺産の修復にしか申請することができない。","日本などの先進国は、自国内にある世界遺産の景観保護や維持管理費として、この基金から優先的に補助金を受け取っている。","締約国は2年に1度、条約の規定に基づいて算出される拠出金（分担金）を支払わなければならない。","締約国は2年に1度、条約の規定に基づいて算出される拠出金（分担金）を支払わなければならない。","世界遺産条約第16条の規定により、条約を結んだ締約国は2年に1度、世界遺産基金へ拠出金を支払う義務があります。この拠出金の額は、2年ごとに開催されるユネスコ総会において、すべての国に一律で適用される割合として決定されます。ただし、その上限は「各国のユネスコ本体への分担金の1％を超えない額」と定められています。"],["Q00043","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","危機遺産リストの正式名称として、正しいものはどれか。","危機にさらされている世界遺産リスト","絶滅の危機に瀕した世界遺産リスト","緊急保護を要する世界遺産リスト","危機的な世界文化遺産及び自然遺産リスト","危機にさらされている世界遺産リスト","世界遺産条約に記されている公式な名称は「危機にさらされている世界遺産リスト（英語：List of World Heritage in Danger）」です。"],["Q00044","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","世界遺産委員会を構成する委員国の数として、正しいものはどれか。","7カ国","15カ国","20カ国","21カ国","21カ国","世界遺産委員会は、条約を結んでいるすべての締約国の中から、2年に1度開催される「締約国総会」での選挙によって選ばれた21カ国の委員国によって構成されています。"],["Q00045","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","世界遺産条約の説明として、「正しくないもの」はどれか。","それまでバラバラに扱われていた「文化遺産」と「自然遺産」を、一つの条約の中で統合して保護する仕組みを確立した。","世界遺産条約の条文は、前文から始まり、全8章・38条の構成によって成り立っている。","締約国は1年に1度、ユネスコ総会で決定された比率に基づく分担金を世界遺産基金に支払わなければならない。","締約国は、自国内の世界遺産の保存状態や条約の実施状況に関する活動報告（定期報告）を世界遺産委員会に通知する義務がある。","締約国は1年に1度、ユネスコ総会で決定された比率に基づく分担金を世界遺産基金に支払わなければならない。","世界遺産条約第16条の規定により、締約国が世界遺産基金へ拠出金を支払うペースは「2年に1度」です。"],["Q00046","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","ビューロー会議の構成として、正しいものはどれか。","議長1名、副議長3名、書記2名の計6名（6カ国）","議長1名、副議長5名、書記1名の計7名（7カ国）","議長1名、副議長6名、書記1名の計12名（8カ国）","議長1名、副議長20名の計21名（21カ国）","議長1名、副議長5名、書記1名の計7名（7カ国）","世界遺産委員会の会期中やその前後に開催され、いわば「運営委員会」や「内閣」のような役割を果たすのがビューロー会議です。この会議は、21カ国の委員国の中から選ばれた議長（1名）、副議長（5名）、書記（1名）の計7名（7カ国）で構成されます。"],["Q00047","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","「顕著な普遍的価値（OUV）」の英語の正式名称として、正しいものはどれか。","Unique Universal Value","Outstanding Universal Value","Outstanding United Value","Objective Universal Value","Outstanding Universal Value","世界遺産の核心であり、すべての評価の基準が「顕著な普遍的価値（Outstanding Universal Value：略してOUV）」です。"],["Q00048","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","世界遺産基金から拠出される国際的援助の主要な3つの分野として、「正しくないもの」はどれか。","準備援助","緊急援助","保全・管理援助","観光開発援助","観光開発援助","世界遺産基金から拠出される「国際的援助」には、明確に定められた3つの柱（分野）があります。 それが、世界遺産を目指すための「1. 準備援助」、災害や戦争などの危機に対応する「2. 緊急援助」、そして登録された遺産を維持・修復するための「3. 保全・管理援助」です。"],["Q00049","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","グローバル・ストラテジーの説明として、正しくないものはどれか。","世界遺産リストにおける「ヨーロッパ、古代・中世、キリスト教・宮殿偏重」な不均衡を是正することを目的として発表された。","それまで登録件数が少なかった「産業遺産」や「20世紀建築」、あるいは人々の暮らしと結びついた「生きた文化」といった新しいジャンルを積極的に評価する方針を示した。","自然遺産の登録件数が文化遺産に比べて圧倒的に多すぎる不均衡を正すため、大自然の保護区よりも、人工的な建造物の推薦を国家主導で優遇する方針として打ち出された。","遺産の概念を、西欧的な「記念碑的建造物」中心の見方から、地球規模の多様な文化のあり方を認める方向へと拡張させる役割を果たした。","自然遺産の登録件数が文化遺産に比べて圧倒的に多すぎる不均衡を正すため、大自然の保護区よりも、人工的な建造物の推薦を国家主導で優遇する方針として打ち出された。","グローバル・ストラテジーが問題視したのは、「自然遺産が多すぎる」ことではなく、むしろその真逆です。当時、世界遺産リストの大部分を占めていたのはヨーロッパの「文化遺産（キリスト教の教会、王侯貴族の宮殿、石造りの古都など）」でした。それら不均衡を正すために作られたのがグローバル・ストラテジーです。"],["Q00050","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","世界遺産条約の最高議決機関である「世界遺産条約締約国会議」に関する説明として、正しいものはどれか。","毎年1回夏頃に開催され、世界遺産リストへの新規登録の可否や、危機遺産リストへの登録・削除を最終決定する実務的な権限を持つ。","2年に1回、ユネスコ総会の会期中に開催され、世界遺産委員会の委員国の選出や、世界遺産基金への拠出金に関する事項などを決定する。","ユネスコ執行委員会によって指名された、文化遺産の保有数が特に多い上位21カ国のみで構成される、非公開の秘密会議である。","条約の規定に違反した締約国に対し、ユネスコを通じた経済制裁や、国際司法裁判所への強制提訴を全会一致で決定する法的裁判機関である。","2年に1回、ユネスコ総会の会期中に開催され、世界遺産委員会の委員国の選出や、世界遺産基金への拠出金に関する事項などを決定する。","条約を結んでいるすべての国（締約国）が参加し、2年に1回、パリのユネスコ本部で「ユネスコ総会」が開催されるタイミングに合わせて開かれます。ここでの主な仕事は、世界遺産を実際に審査する21カ国の「委員国」を投票で選ぶこと、そして活動資金となる「世界遺産基金」への拠出金を決めることです。"],["Q00051","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","2027年に推薦する資産から完全義務化される、諮問機関による「事前評価（プレリミナリー・アセスメント）」を含む二段階のプロセスにおいて、最初の申請書提出から世界遺産委員会での審議にいたるまでの最短の見込期間として、適切なものはどれか。","約1年半","約2年半","約4年","約6年","約4年","従来の「推薦書提出から審議まで約1年半（18ヶ月）」というスケジュールに比べ、事前評価が挟まることで、最初の申請から登録の審議まで「少なくとも約4年」の長い期間が必要となります。"],["Q00052","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","締約国がプレリミナリー・アセスメントにかけるために事前評価申請書を事務局に提出する期限として、正しいものはどれか。","2月1日","3月31日","9月15日","12月1日","9月15日","世界遺産センターへの「事前評価（プレリミナリー・アセスメント）」の申請書提出期限は、「9月15日」（パリ現地時間）と定められています。この日までに提出された申請書は世界遺産センターでチェックされ、その後ICOMOS（文化遺産）やIUCN（自然遺産）といった諮問機関に送られます。"],["Q00053","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","締約国から9月15日までに提出された事前評価申請書について、事務局がその内容や形式の不備を確認し、締約国に通知する期限として、正しいものはどれか。","申請同年の9月30日","申請同年の10月15日","申請同年の11月15日","翌年の10月1日","申請同年の10月15日","9月15日に締め切られた事前評価申請書は、まず事務局によって、必要な書類や形式がすべて揃っているかどうかの厳格なチェックを受けます。この事務局による確認の期限が、提出締め切りのちょうど1ヶ月後にあたる「申請同年の10月15日（翌月10月15日）」です。"],["Q00054","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","締約国から提出された事前評価申請書に基づき、諮問機関が書面による専門的な審査を行い、事務局に「事前評価報告書」を提出する期限として、正しいものはどれか。","申請翌年の3月1日","申請翌年の6月30日","申請翌年の10月1日","申請翌年の12月31日","申請翌年の10月1日","9月15日の締め切り、および10月15日の事務局による形式チェックを通過した申請書は、文化遺産ならICOMOS、自然遺産ならIUCNに送られます。諮問機関はそれから約1年をかけて、書類に基づいた専門的な精査を行います。その審査結果や具体的なアドバイスをまとめた「事前評価報告書」を世界遺産センターに提出する期限が、「申請翌年の10月1日」です。"],["Q00055","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","事前評価報告書を受理した締約国が、その評価対象となった資産について、本推薦書を提出できるようになるまでに「最低限空けなければならない期間」として、正しいものはどれか。","報告書の受理から 3ヶ月以上","報告書の受理から 6ヶ月以上","報告書の受理から 12ヶ月以上","報告書の受理から 24ヶ月以上","報告書の受理から 12ヶ月以上","事前評価制度（プレリミナリー・アセスメント）の重要なルールのひとつに、「報告書を受理してから、正式な推薦書を提出するまでに、最低12ヶ月（1年間）以上の期間を空けなければならない」という待機期間の義務付けがあります。"],["Q00056","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","事前評価を完了し、必要な待機期間を経た締約国が、第二段階の本推薦に関わる推薦書を事務局に提出する期限として、正しいものはどれか。","2月1日","5月1日","9月15日","10月15日","9月15日","事前評価の手続きを終え、諮問機関からの指摘を反映させて完成させた「正式な推薦書（本推薦書）」のユネスコへの提出期限は、審議が行われる前年の「2月1日」（パリ現地時間）と定められています。"],["Q00057","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","締約国から2月1日までに提出された正式な推薦書について、事務局が形式的な不備がないかを確認した上で、専門的な審査を行う諮問機関へ送付する期限として、正しいものはどれか。","同年の2月15日","同年の3月1日","同年の3月31日","同年の5月1日","同年の3月1日","各国から2月1日に提出された膨大な本推薦書は事務局によって最終チェックを受けます。事務局はこのチェックをわずか1ヶ月という驚異的なスピードで行い、「同年の3月1日」までに、文化遺産ならICOMOS、自然遺産ならIUCNへと推薦書をトスしなければならないと定められています。"],["Q00058","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","第二段階の推薦書を受け取った諮問機関が現地調査や審査を行い、補足情報の要求などを盛り込んだ「中間報告書」を事務局に提出する期限として、正しいものはどれか。","推薦書提出同年の8月31日","推薦書提出翌年の1月31日","推薦書提出翌年の2月28日","推薦書提出翌年の5月31日","推薦書提出翌年の1月31日","本推薦書が諮問機関に送付された後、夏から秋にかけて現地調査が行われます。その調査結果や審査状況を踏まえ、諮問機関が評価の進捗や問題点、必要な補足情報を短い「中間報告書」にまとめる期限が、推薦書提出の翌年「1月31日」です。"],["Q00059","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","第二段階の推薦書を受け取って現地調査などを行った諮問機関が、最終的な審査結果として4段階の勧告（評価報告書）を世界遺産センターを通して締約国に送る期限として、正しいものはどれか。","世界遺産委員会の約2週間前まで","世界遺産委員会の約6週間前まで","世界遺産委員会の約12週間前まで","世界遺産委員会の約18週間前まで","世界遺産委員会の約6週間前まで","本推薦書の提出から現地調査、さらに秋から冬にかけての審査や締約国との対話を経て、諮問機関は最終的な勧告を下します。その審査結果と提言をまとめた評価報告書を、「世界遺産委員会の開催日の6週間前まで」に世界遺産センターへ提出しなければならないと作業指針で定められています。"],["Q00060","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","日本の資産を世界遺産へ本推薦する場合、前年の夏ごろに「世界遺産条約関係省庁連絡会議」で候補が決定されますが、国としての正式な推薦を決定する「閣議了解」が行われる月として、正しいものはどれか。","7月","9月","1月","2月","1月","日本国内における世界遺産の推薦手続きでは、まず夏ごろに、外務省・文化庁・環境省・林野庁などの関係省庁で構成される「世界遺産条約関係省庁連絡会議」が開催され、次に日本が推薦する候補が決定されます。その後、ユネスコへの提出期限である「2月1日」の直前にあたる「1月」に、内閣による閣議了解が行われます。"],["Q00061","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","アスワン・ハイ・ダムの建設による水没の危機からアブ・シンベル神殿などの古代エジプト遺跡を救うため、ユネスコが「ヌビアの遺跡群救済国際キャンペーン」を開始した年として、正しいものはどれか。","1954年","1960年","1972年","1979年","1960年","エジプト政府によるアスワン・ハイ・ダムの建設発表に伴い、ナイル川上流の「ヌビア遺跡群」が広大なダム湖に沈むことが確実となりました。これを受けてエジプト・スーダン両政府がユネスコに救済を要請し、1960年3月8日にユネスコ事務局長が国際キャンペーンを正式に開始しました。"],["Q00062","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","諮問機関が設立された年代の「古い順」として、正しいものはどれか。","IUCN → ICCROM → ICOMOS","IUCN → ICOMOS → ICCROM","ICCROM → IUCN → ICOMOS","ICOMOS → IUCN → ICCROM","IUCN → ICCROM → ICOMOS","IUCN（国際自然保護連合）：1948年設立 ICCROM,（文化財保存及び修復の研究のための国際センター）：1959年設立, ICOMOS（国際記念物遺跡会議）：1965年設立"],["Q00063","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","ヴェネツィア憲章が採択された年として、正しいものはどれか。","1931年","1964年","1972年","1994年","1964年","1964年、イタリアのヴェネツィアで開催された「第2回歴史的記念物建築家・技術者国際会議」において「ヴェネツィア憲章」が採択されました。"],["Q00064","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","国連人間環境会議が開催された年に採択されたものとして、正しいものはどれか。","文化財不法輸出入禁止条約","世界遺産条約","ラムサール条約","ハーグ条約","世界遺産条約","1972年は世界遺産の歴史において最も重要な「始まりの年」です。この年の6月、スウェーデンで国連人間環境会議が開催され、同年の11月16日、パリで開催された第17回ユネスコ総会において、通称「世界遺産条約（世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約）」が圧倒的多数で採択されました。"],["Q00065","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","日本国政府がユネスコの「世界遺産条約」への受託書を提出し、正式に条約を締結（批准）した年として、正しいものはどれか。","1972年","1975年","1982年","1992年","1992年","世界遺産条約がユネスコ総会で採択されたのは1972年ですが、日本がこの条約を正式に締結（批准）したのは、それから20年もの歳月が流れた1992年（平成4年）6月30日でした。"],["Q00066","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","1992年に起きた世界遺産関連の出来事として、「正しくないもの」はどれか。","日本が世界遺産条約締結","ユネスコの世界遺産センター設立","文化的景観採択","グローバル・ストラテジー採択","グローバル・ストラテジー採択","世界遺産リストにおける「ヨーロッパ、中世・古代、キリスト教・宮殿偏重」な不均衡を是正するために打ち出された「グローバル・ストラテジー（世界戦略）」が採択されたのは、1994年です。"],["Q00067","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","ユネスコ憲章が20カ国の批准を経て正式に「発効」した年として、正しいものはどれか。","1946年","1945年","1942年","1951年","1946年","ユネスコ憲章は第二次世界大戦の惨禍を繰り返さないことを誓い、1945年にロンドンで開催された会議で採択されました。その後、イギリスやフランス、アメリカなど20カ国がこの憲章を国内で批准したことで、翌1946年11月4日に正式に発効し、国際連合の専門機関としてのユネスコが産声を上げました。"],["Q00068","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","アテネ憲章が採択された年として、正しいものはどれか。","1904年","1920年","1931年","1964年","1931年","1931年、ギリシャのアテネで開催された「歴史的記念建造物の保存・修復に関する第1回国際建築家・技術者会議」において、通称「アテネ憲章」が採択されました。これは、文化財保護の分野において世界で初めて作られた国際的な原則です。"],["Q00069","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","2021年の出来事として、正しいものはどれか。","「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が、日本で4番目の自然遺産として登録された","オマーンの「アラビアオリックスの保護区」が、世界遺産リストから初めて削除された。","ドイツの「ドレスデン・エルベ渓谷」が世界遺産リストから削除された。","イギリスの「リヴァプール海商都市」が世界遺産リストから削除された。","イギリスの「リヴァプール海商都市」が世界遺産リストから削除された。","2021年7月に中国・福州で開催された世界遺産委員会において、イギリスの「リヴァプール海商都市」が世界遺産リストから正式に削除（登録抹消）されました。これは世界遺産史上、わずか3例目の不名誉な記録です。①は日本で5番目、②は2007年、③は2009年です。"],["Q00070","基礎","1級","2級","3級","","","","","","","国際記念物遺跡会議が設立した年として、正しいものはどれか。","1948年","1959年","1965年","1972年","1965年","1964年のヴェネツィア憲章の採択を受け、歴史的建造物や遺跡の保存・修復を国際的な規模で推進する実務組織として、翌1965年にICOMOSが正式に設立されました。"],["Q00071","日本","1級","2級","","","","","","","","「北海道・北東北の縄文遺跡群」に含まれ、次の説明文から推測される構成資産として、正しいものはどれか。\n\n-ステージⅠa「居住地の形成」を示す遺跡\n-出土した土器は北東アジア最古のものと考えられる\n-弓矢の使用開始を示す石鏃の出土","大平山元遺跡","垣ノ島遺跡","三内丸山遺跡","大船遺跡","大平山元遺跡","大平山元遺跡 （青森県）は放射性炭素年代測定により約1万5,000年前（草創期）とされる日本・北東アジア最古級の無文土器片が出土し、旧石器時代から縄文時代への移行期（ステージⅠa「居住地の形成」）を象徴する構成資産です。さらに、土器とともに出土した石鏃（せきぞく）は、地球温暖化に伴う環境変化に対応して中小動物を捕獲するための「弓矢による狩猟」が開始されたことを明確に示す重要な根拠となっています。"],["Q00072","日本","1級","2級","","","","","","","","「北海道・北東北の縄文遺跡群」の説明として、正しくないものはどれか。\n\n構成資産のある一帯には、（A.冷温帯落葉広葉樹（北方ブナ帯））の森林が広がり、17の構成資産は集落遺跡、貝塚、環状列石や（B.周堤墓）、有機質異物が良好な状態で残る（C.低湿地遺跡）などで構成されている。また、墓からは人骨も発見されており、東アジア最古の（D.火葬の痕跡）も見られる。","冷温帯落葉広葉樹（北方ブナ帯）","周堤墓","低湿地遺跡","火葬の痕跡","火葬の痕跡","縄文時代の基本的な埋葬方法は土葬（屈葬など）です。北海道の垣の島遺跡（土坑墓）から発見され、東アジア（世界）最古級とされるのは「火葬」ではなく「漆製品（塗漆製品）」です。日本で火葬が普及するのは、仏教伝来後の飛鳥時代以降となります。"],["Q00073","日本","1級","","","","","","","","","「北海道・北東北の縄文遺跡群」のうちステージⅡa（集落施設の多様化）に分類される構成資産として、正しいものはどれか。","垣ノ島遺跡","北黄金貝塚","入江貝塚","高砂貝塚","北黄金貝塚","北黄金貝塚 （北海道伊達市・早期末〜前期）は住居や貝塚、墓、湧水点での水場遺構など、目的別の施設が集落内に計画的に配置され、ステージⅡa「集落施設の多様化」を象徴する構成資産です。なお、垣ノ島遺跡はステージⅠb（集落の成立）、入江貝塚はステージⅢa（共同の祭祀場と墓地の進出）、高砂貝塚はステージⅢb（祭祀場と墓地の分離）にそれぞれ分類されます。"]]